RRRRR。
RRRRR。
RRRRR。
RRRRR。
RRRぴっ。
「はい、折原です」
「もしもし?」
「…長森か」
「どうした? なんか用か?」
「…長森?」
「は?」
「おい、長森!?」
「おいっ! どうしたっ!?」
「泣いてる…のか…?」
「長森っ!」
「どうしたんだよ! 何があったんだっ!?」
「判ってるっ…! オレはずっとお前と一緒にいるぞっ!」
「長森…」
「長森…」
「………」
「…バカ、俺を信じろ」
「ああ…ありがとな…」
「いや、いいさ。気にしてねえよ」
「……あ、ちょっと待て長森」
「あのさ……ありがとな。オレのこと、ずっと忘れないでいてくれて」
「お前がずっとオレのことを想っていてくれたから、オレは帰って来れたんだ」
「…いつか、お前にもちゃんと話すよ。どうしてオレが消えたのか、とか、さ…。オレの中で整理が付いたら、必ず話すから…それまで待っててくれよな、長森」
「よし、いい返事だ。偉いぞ、長森」
「はっはっは。何を言う。子供の頃はオレがおむつを替えてやってたんだぞ。憶えてないのか?」
「あれ? そうだったか?」
「甘いな、長森。それは勘違いという奴だ」
「…いや、いいよ。もう切るつもりだったんだろ?」
「明日も学校来るんだろ? だったら一日中一緒にいられるんだからいいじゃないか」
「ああ…おやすみ」
ぴっ。
………。
………。
………。
………。
………。
………。
RRRRR。
RRRRR。
「なんだ? また長森か?」
RRRRR。
RRRRR。
Rぴっ。
「はい、折原です」
「…はい」
「はい…オレですが」
「はい…」
「いえ…こちらこそ…」
「はい…」
「はい」
「はい…」
「いえ、あの…もしよろしければ、今から取りに伺ってよろしいでしょうか」
「お願いします」
「十五分あれば…」
「はい…すいません、無理を言って…」
「失礼します」
………。
………。
ぴっ。
ぴっ、ぴっ、ぴっ…ぴっ、ぴっ、ぴっ、ぴっ。
TRRRR。
TRRRR。
TRRRかちゃっ。
「あ、夜分遅く申し訳ありません。折原と申しますが、茜さんお願いできますか」
「……お、茜か?」
「…………お前の幼なじみ、助けられるかも知れない」
…如月某日、折原浩平の自室にて。
Fortsetzung folgt.